タイにおける冷凍食品市場
発刊日:1997年9月19日 頒価:¥47,250 体裁:A4判 64ページ
はじめに
- タイにおける冷凍食品市場は水産加工品、野菜・果物、チキン加工品が主流で生産され、輸出商材であった。調理冷凍食品は '93〜 '94年頃より点心類など中華冷食から生産され始めてきており、タイ国内への販売流通が開始された。'96、'97年において品種も拡大されタイ中間所得層、高額所得層などへの拡がりと日本人及び外人向け製品としてスーパーマーケット、デパートなどに急速に拡がりをみせ始めている。
- 背景としては日本の冷凍食品会社の技術指導、協力、委託などがあり、物作りの力はインドネシア半島のなかでは先行した国となっているが、大半は輸出商材であり対日本向けのウェイトが高いのも事実である。然しながら、一定の諸条件さえクリアすれば普及のスピードは早く、一般家庭への定着も可能になるであろう。
- 冷凍調理食品の普及に不可欠である大型冷凍冷蔵庫の普及、食のライフスタイルの変化(家庭内調理の拡大)、併せてコールドチェーン網の整備(専門物流業者の出現、共同配送、冷凍倉庫、etc.)等、抱えている問題は数多く存在するが、'97年は冷凍調理食品タイ国内販売の導入期とみて良いだろう。タイ国内における冷凍調理食品は、日本の市場をケーススタディとして品種、数、品質の向上とともに増大の傾向にあるものとみられる。
- 今回、タイにおける冷凍食品市場を冷凍調理済食品、畜産冷食、冷凍野菜、果実毎に市場及びローカル企業を中心にとりあげ、日系企業と合弁しているローカル企業を位置づけた。この結果、ローカル企業のなかで日本企業との合弁、技術導入、生産委託などが可能な企業が未だ数多く存在していることも見逃せない点であり、そのような視点に立ち可能な限り数多くのローカル企業を各分野毎にとりあげてみた。
- 併せて今後急速な普及が進むとみられるタイ国内での販売店動向もとりあげた。日本の企業にとって未知の企業が数多く存在しているが、2,000年以降のアセアン10ヶ国経済圏成立にあわせてタイでの拠点作りが必要となる可能性を秘めた市場として企業活動の海外戦略の一助となれば幸いである。
< 調査概要 >
調査目的
- タイの冷凍食品は輸出型産業であるが、ようやく内販の時期に突入し調理済食品を中心としてコールドチェーン網の確立とともに発展を遂げる可能性を秘めている。併せて各水産、農産・果実、調理済食品の市場動向、有望企業の動向を把握することにより、日本の企業にとって海外戦略の一助となるべきデータを作成する。
調査方法
- 調査員による直接面接及び間接取材
- 関係各所からのデータ収集
調査期間
< 目 次 >
はじめに
調査概要
1.タイの冷凍食品市場の特徴
- 販売エリア
- 販売ターゲット
- 販売場所
- 店舗売場事例図
- 冷蔵庫の普及
2.調理済冷食の市場規模
- 冷凍エビフライ
- 冷凍アジフライ
- たこ焼
- お好み焼
- 調理済冷食
3.タイで内販されている 冷凍調理済食品事例
- 企業と商品
- 商品リストと写真
4.水産冷食
- 主輸出水産品推移
- すり身
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5.水産調理冷食企業動向
- 日系企業
- ローカル有望企業
- 水産調理冷食企業動向リスト
6.畜産冷食
- 冷凍鶏肉
- フローズンチキンの輸出推移
- チキン加工品
- ブロイラー加工品種類
- フローズンチキン輸出企業別シェア
- 鶏肉供給企業リスト
- 豚肉
7.冷凍野菜、果実
- 有望冷凍野菜、果実企業リスト
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